水が不足すると、脳はこうなってしまう。 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
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水が不足すると、脳はこうなってしまう。

2025年06月30日

今回は、脳と水の関係です。

脳の約80%は水分で構成されているとされており、水分が不足すると、脳機能に異常をきたします。

脳の水不足には、例えば、以下の悪影響があります。

・軽度の脱水(体重の1〜2%の水分損失)でも、注意、実行機能、短期記憶、長期記憶の想起、精神運動能力といった認知機能が低下する。

・集中力が低下する。

・反応時間が遅延する。

・感情が悪化(イライラ、疲労感、不安感など)する。

・脳活動の効率が低下する。

・認知症リスクの可能性がある。

これは、避けなければなりませんね。

特に、それほどの労力なしにこれらの悪影響を防ぐことができるのに、そうしないのは、人生の多大なる損失となります。

そこで、毎日、適切に水分を摂取する必要があります。

1日の推奨水分摂取量は、男性約3.7L、女性約2.7Lであるとされています。

もちろん、個人差がありますし、気温によっても異なるので、一応の目安です。

効果的な水分補給の方法としては、以下が挙げられます。

・喉が渇く前に水分を摂取する(喉が渇いてからでは遅い)。

・食事の際の水分摂取を心がける。

・尿の色が濃い時は、水分が不足している可能性があるので、水分を摂取する。

・汗をかいたら、多めに水分を摂取する。

・アルコールやカフェインには利尿作用があること、アルコール分解に水分が必要であることから、これらを飲んだ時は、多めに水分を摂取する。

・睡眠中に水分が失われることから、就寝前に水分を摂取し、起床後多めに水分を摂取する。

これらは、たいした労力を必要としませんが、注意すべきは、意識的に行わないと、実行できない可能性が高い、ということです。

何も考えないで過ごしていると、喉が渇いて始めて水分を摂取することとなり、脳の水不足が生じる可能性がある、ということです。

そして、特に外的なストレスがないのに、なぜかイライラしたり、集中力が低下したり、ということが生じる可能性がある、ということです。

このようなことは本当にもったいないです。

私は夜、飲酒をしますが、意識的には水分を摂取せずに就寝してしまい、朝、大量に水分摂取しています。

自戒の念も込めて、あえてメルマガでお伝えさせていただいた次第です。

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