個人情報個別法見送り
2004年12月29日
平成17年4月1日に個人情報の保護に関する法律が施行されますが、更に医療、金融、情報通信の3分野の情報保護については、特に個人情報の機密性が高いことから、個別法制定の動きがありました。
しかし、国民生活審議会は27日、これら3分野の「個別法」制定を見送る方針を報告しました。結局、業界ごとの個人情報保護のガイドラインの整備や、検査、監督の強化などで個人情報の保護は十分図れるとし、個別法は現時点では「不要」と結論づけたとのことです。(記事)
個人情報保護法施行後の状況を見ながら、必要があれば制定しようという動きです。4月1日の施行に向けて、各分野とも、かなり危機意識が高まっています。