交渉の勝ち負け | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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交渉の勝ち負け

2022年06月27日

今回のYouTube動画は、

【7つの習慣から】自分だけ得をしようとすると損をする。第四の習慣。10万部著者が解説。

どうしてもWINWINにならない時も、方法はある。

ぜひ、ご覧ください。

https://youtu.be/u2ikCrKXXhY

さて、

私はよく、

「交渉は勝ち負けではない」

と言います。

すると、「そんなことはわかっています」と言われます。

ところが、いざ交渉が始まり、駆け引きをし、終盤に差し掛かります。

こちらの請求が900万円。

相手が払うと言っている金額が800万円。

そして、どちらも引きません。

私が依頼者に、

「800万円は当初考えていた落とし所です。ここでまとめてしまいませんか?」

と助言をしても、「嫌です。自分からは譲歩したくない」と言います。

譲歩すると、負けたと感じてしまい、自尊心が傷ついてしまうためです。

結局、交渉を勝ち負けで考えていることになります。

しかし、交渉は、「自分の問題を解決するだけ」であり、相手との間で勝ちも負けもありません。

最後に少し譲歩しても負けではありません。

たとえば、800万円で合意しようとしている時に、900万円の段階であたかも限界であるかのごとく一歩も引かない態度を見せ、最後の最後で800万円で譲歩するとしたら、それは予定どおりなわけです。

勝ちでもないし、負けでもありません。

以上は、駆け引き型交渉の場合の考え方です。

しかし、本当は駆け引きをせず、双方が満足する結果を目指した方が、本当の意味での成功に近づいていきます。

実は、その方法があります。

コヴィー博士が教えてくれます。

You Tubeで解説しました。

ぜひ、ご覧ください。

https://youtu.be/u2ikCrKXXhY

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