聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
2011年04月04日
父が子に人生訓を説いていた。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥という言葉がある。
自分が知らないことを他人に聞くのは、恥ずかしいものだが、そんなものはその時だけのことだ。
しかし、他人に聞かずに一生知らないとなると、一生恥ずかしい思いをすることになるんだぞ。
たとえば、先に走ってゆく友だちを追って走っていて、友だちを見失った時は、どうする?
周りの人に聞くのは、その時は恥ずかしいかもしれないが、聞いて追いかけないと、追いつけない。
はぐれたままだ。
はぐれた友だちは、お前をずっと捜し回ってしまうかもしれないぞ。
友だちにまで迷惑をかけてしまうんだ。
そういうときは、誰でもいい。周りにいる人に「友だちはどっちに走っていきましたか?」と聞くんだ。
そうすれば、きっと教えてくれるだろう。
しかし、言葉が通じなければ、ダメだ。
言葉が通じないと、どうにもならない。
なんとか言葉が通じる人を見つけて、聞くようにすることだ。」
そう言い終わり、ふと目を上げると、こんな映像が流れていた。