男性が諦めやすいなんて・・・
ショッキングな記事です。
「男性は、女性よりも、すぐに夢や目的を諦める」らしいです。
『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)でおなじみの脳科学者・澤口俊之氏が、脳科学的観点から分析した結果だそうで、女性セブン2011年8月25日・9月1日号です。
http://news.ameba.jp/20110814-87/
記事によると、女性は、出産の途中で陣痛の痛みに耐えられず「あきらめる」ことができない、育児を「あきらめる」ことができない(ともに子孫を残せなくなるため)、ことから、男性よりも「あきらめない」性質を持っていると言います。
これに対し、男性の仕事は狩猟で、狩猟は自分の命を守るために積極的にあきらめ、狩猟の効率を高めたり、無駄なエネルギーを削減したり、生存率を高めたりした、と言います。
男性は、夢や目的があっても、状況によってあきらめる傾向が強いと結論づけています。
脳科学ではそうでも、私は同意できません。
なぜなら、私は諦めることが嫌いだからです。
男性ですけど・・・。
記事の男性の例は、狩猟を夢や目的と捉えて例示していますが、女性の例と同列に論ずるならば、男性の目的も子孫を残すことであり、自分と家族が生き残るために狩猟が必要となります。
つまり、狩猟は手段に過ぎないのであって、夢や目的ではないと思います。
狩猟を諦め、狩猟の効率を高めたり、無駄なエネルギーを削減したり、生存率を高めたりするのは、全て自分と家族が生き残り、子孫を残すという目的に向かって合理的に行動しているからであり、決して諦めているわけではないと思うのです。
私たちは、「生きるために食べるべきで、食べるために生きるべきではありません」(ソクラテス)
他の例があれば納得できるかもしれませんが、男性が女性より諦めやすい、というのは、今のところ、論理的にも感覚的にも同意できません。
男性よ!諦めずに頑張ろう!