目標と代償の密接な関係
2011年09月18日
メルマガ「弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義」より~
「あなたは、今、何か目標がありますか?」
大きな目標でも、小さな目標でも結構です。
「1億稼ぐ」
でもいいです。
「TOEICで900点取る」
「ダイエットで5キロ痩せる」
でもいいです。
次の質問です。
「あなたは、その目標を達成するための代償として、何を差し出し
ますか? 」
「1億稼ぐ」であれば、遊んでいたら無理でしょうから、遊ぶ時間
を代償として差し出し、猛烈にアイデアを出し、工夫し、積極的に
リスクを取り、そして働かなければならないでしょう。
「TOEICで900点取る」ためには、勉強時間が必要です。
900点取るためには、だいたい何時間勉強する必要があるでしょうか?
それを試験の日までに確保するためには、毎日何時間必要でしょうか?
その時間を確保するためには、今時間を使っている何を諦めなけれ
ばならないでしょうか?
それを諦めてまでも、TOEICで900点取るのですか?
最後の質問にイエスと答えられないならば、やめた方がよいかもし
れません。
このように、何かを得ようとすると、その反対で、必ず何かを失う
ようにできていると思います。
失うものは自分にとって大切である場合もあるし、不要な場合もあ
ります。
しかし、必ず何かを失うことになるでしょう。
ですから、目標を設定し、それに向かって動き出す前に、この質問
をしなければなりません。
「あなたは、その目標を達成するための代償として、何を差し出しますか?」
それを解決してから、目標に向かって邁進しましょう。
つねによい目的を失わずに努力を続ければ、最後には必ず報われる(ゲーテ)