車道に自転車用の青レーン
2011年09月30日
警視庁は、自転車の原則車道走行を促す総合対策を進めていますが、これまで歩道走行していた自転車をきなり車道走行義務づけすると、かえって自動車と自転車との事故を誘発しかねません。
そこで、自転車が安全に車道を走行できるための安全策として、車道左側を独自のイラストでカラー舗装し、自転車の通行場所を明示するという方法をとることとしました。来年1月から実施とのこと。
こんなイラストだそうです。
ニュースによると、昨年、全国で発生した自転車と歩行者の事故のうち、都内は1039件で約4割。
今年は8月末までに自転車関連事故で全国の約2割にあたる26人が死亡しているそうです。
6月には、世田谷区の交差点を横断しようとした男性(当時81歳)が男子高校生の自転車にはねられ死亡するという事故も発生しています。
毎日新聞ニュース
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111028k0000e040052000c.html
確かに、これまで警察は、自転車の歩道走行をある程度黙認してきたわけですから、いきなり態度を変えて自転車の歩道走行の取締を強化する、というわけにもいきません。
自転車走行の取締を強化しつつ、自転車は安全に車道を走行できるような環境作りをしていただきたいと思います。