交通事故に関する講演会
2006年09月22日
昨日2006年10月21日(土)は、弁護士会館において、東京地方裁判所27部(交通事故専門部)の裁判官8名による「交通事故に関する講演会」が開催されました。
これは、財団法人日弁連交通事故相談センター東京支部が東京三弁護士会と共催にて開催するもので、毎年恒例のものです。
私たち、交通事故の損害賠償請求事件を扱う弁護士にとっては、非常に貴重な講演会です。
同講演会の部総括裁判官の報告によると、東京地裁に係属した交通事故の新受件数は、平成11年は、896件だったのに比べ、平成17年は、1,382件とのことでした。6年間で1.5倍の増加です。
訴訟が増加しているということは、被害者側弁護士の判断では、損害保険会社が十分な賠償金の提示をしていないということだと思います。
損害保険会社が、裁判所で認定される適正な賠償金を提示してくれるよう、今後も交通事故事件の適正な処理に努力したいと思います。