金融機関交渉セミナー
2005年06月22日
今日は、某県商工会議所で経営安定化のセミナーのうち、「金融機関との交渉」を担当し、講演してまいりました。
債務者が銀行借入金の返済が出来なくなったとき、どうやって銀行、あるいは銀行から債権を譲渡されたサービサー(債権回収会社)と交渉するのか、という点についてです。
銀行は、融資した資金をどれだけ満額回収できるかが最大の関心事であり、サービサーは、銀行から買い取った債権の売買代金額からどれだけ増額して回収できるかが最大関心事です。サービサーがファンド等から管理回収を委託されているときは、より短期により高額回収のバランスという視点が重要となってきます。
相手の状況にあわせて交渉してゆくことが重要です。
今後の不良債権の処理は、地銀が熱い。