新人弁護士の年収減少
2008年02月22日
日本弁護士連合会(日弁連)の調査によると、新人弁護士の年収が減少傾向にあるそうです。
調査結果によると、新人弁護士の平均年収(2006年)は、次のとおり。
600万円台 59・62%
500万円台 14・56%
2007年は、次のとおり。
600万円台 36・15%
500万円台 27・1%
出来高払い 7・85%
平均年収ということですが、新人からいきなり独立する方はほとんどいない(できない)ので、給与とほぼイコールだと思います。
私の事務所では、今のところ新人弁護士の給与を下げていませんが、マクロ的には、給与は需給で決まりますので、今後も司法試験の合格者が増えれば、それに伴い平均給与は下がってゆくでしょう。
聞いた話では、年間給与300万円でも働きたいという新人弁護士もいるそうです。厳しい時代になってまいりました。