段差を低くする2
2005年12月11日
1月8日の「段差を低くする」で、法律事務所が敷居を低くし、相談しやすくするにはどうすればよいか、という疑問を呈したところ、kyokoさんより、以下のコメントを頂戴しております。
「高いです!!
ホームページで事前に相談内容をクイズで、振り分けるシートがあるといいかな、思います。
また、直で弁護士に会うよりも、一つ前のポジションを作って(カウンセリング的な)相談内容を明確にするのも安心できそうな気がします。」
ホームページで事前に相談内容をクイズで、振り分けるシートがあるといいかな、思います。
また、直で弁護士に会うよりも、一つ前のポジションを作って(カウンセリング的な)相談内容を明確にするのも安心できそうな気がします。」
「高いです!!」と言われてしまうと、実はそのとおりです。一般的には、30分以内5,000円くらいでやっていると思います。しかし、企業の複雑な相談は別にして、広告やネットから相談を受け付けるような一般的な法律相談は、無料化の方向に進んでゆくのではないか、と思います。相談を無料で行い、正式な事件として受注するときに費用が発生する、という方向です。すでに個人破産関係などは相談は無料になっています。
「直で弁護士に会うよりも、一つ前のポジションを作って(カウンセリング的な)相談内容を明確にするのも安心できそうな気がします。」というのは、私も考えていたところです。しかし、資格者でなければ報酬を得て法律相談を受けることができません。したがって、先ほどの相談の無料化の方向と相まって、無料のカウンセリング相談を一つの階段にして、法律事務所への階段の段差を低くすることは有効な手段となるでしょう。