「わしゃ、もう年だから」は通用するか?
2010年11月15日
私のメルマガ「弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義」より
あるところに、ガソリンスタンドの脇で小さなレストランを経営し
ていた男がいました。
その地で商売を始めて25年、店は一向に大きくなりません。
このまま生涯を終えるかと思われました。
ところが、お店のある国道から少し離れた場所に、新しいハイウェイ
ができました。
その影響は大きく、レストランの客は激減し、資金繰りが破綻。
店は競売になり、男は全てを失いました。
その時の年齢は、60歳を超えていました。
最悪の状況です。
「死ぬしかないか・・・・」
しかし、男は諦めませんでした。
男は、物質的な財産は全て失いました。
しかし、男が作り上げてきた料理のノウハウは残っていました。
男は、そのノウハウでフランチャイズビジネスを展開しました。
あなたなら、この状況で、何店舗くらい権利を買ってくれるように
営業でまわりますか?
10店舗くらいですか?
20店舗いけますか?
男は、1000軒を超える店舗を回ったといいます。
その結果、フランチャイズ店舗が増え、瞬く間に世界で1万店を超
えるまでになりました。
男の名はカーネル・サンダース。
店は、もちろん、「ケンターキー・フライド・チキン」です。
彼の前では、「私はもう年だから」という言い訳は通用しません。
「自分なりに一生懸命やってもダメだった」という言い訳も通用し
ません。
人には常にチャンスがあること、
そして、
成功するには、成功するまで続けることだ、
ということを教えてくれます。
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