ソーシャル・ジェットラグ
海外に行くと、時差ボケが起こることがあります。
体内時計が乱れ、体調に不調を起こす現象です。
この時差ボケの英語を日本語表記にすると、「ジェットラグ」ということになると思いますが、このジェットラグは、実は、海外に行かず、日本にいても起こることがあります。
それは、「ソーシャル・ジェットラグ」です。
このソーシャル・ジェットラグは、就寝・起床時間のズレによって起こるものです。
たとえば、平日は学校や会社、家事などがあり、決まった時間に就寝・起床をしている人が多いと思います。
しかし、慢性的な寝不足であり、それを休日に取り戻そうとして、遅く起床をするとします。
そうすると、睡眠時間における中央値が後ろにずれてしまい、時差ボケが起きる、という考え方です。
その結果、月曜日の朝、起きるのが辛かったり、日中眠かったり、という現象が起きる、ということです。
時差ボケを経験した人はわかると思いますが、時差ボケは、1日では治らないことが多いそうです。
ある程度、時間がかかる、ということですね。
そうすると、1週間のうち、数日を使っていまします。
そして、また、週末にソーシャル・ジェットラグが起きてしまう、という繰り返しとなります。
そう考えると、時間を有効活用するために、やはり、就寝時間及び起床時間を一定に保つことが重要になるわけで、常に睡眠時間を十分に確保し、決まった時間に就寝・起床することが大切、という昔から言われてきた考え方に戻ってくるわけです。
私は、時間術の観点から、睡眠時間の確保を重視していますので、平日も週末もだいたい朝5時頃起床しています。
ソーシャル・ジェットラグもありません。
この概念を知って、早寝早起きの週間を続けようと改めて思いました。
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