時間を増やす5選
私は、時間術の本を書いていますが、私の時間術は、「自分が使える時間内にできるだけたくさんのことをやり切る」というものではありません。
「少ないことにできるだけたくさんの時間を投下し、それ以外のことをどんどん諦めて捨てていく」という思考です。
この思考によって、使える時間を増やそうとします。
今回は、時間を増やすためのルールとして、5個紹介します。
ルール1:優先順位をつける
自分の価値観に従って、タスクの優先順位を明確にします。
まず自分が何を大切にしているのか、を自分の中で明らかにします。
お金、家族、仕事、楽しさ、など色々な価値観があります。
それが明確になったら、その価値観に従って、タスクに優先順位をつけていきます。
ルール2:タスクを捨てる
タスクの優先順位が明確になったら、行うべきタスクを絞り込み、その他のことは全て諦めて自分の中で捨て去ります。
それによって、優先順位の高いタスクに対して、多くの時間を投下することができます。
ルール3:時間をブロック化する
結局のところ、マルチタスクは集中力を阻害し、時間効率が悪いことがわかってきています。
そこで、あるタスクを行う時には、時間をブロック化し、一定の時間をそのタスクに専念することで、集中力を保ち、効率を上げることができます。
ルール4:疲れる前に休息を取る
集中力にとって休息はとても重要です。
そして、集中力を保つための休息で最も重要なことは、「疲れ切る前に休む」ということです。
ルール5:ディープワーク
カル・ニューポート教授が提唱するディープワークという言葉があります。これは、無駄な情報から解放され、集中力を極限まで高めて行う仕事のことです。
できる限り、SNS、スマホ、電話、他人から解放され、1人きりでタスクに集中できる環境を作るようにします。
以上が時間を増やすための5つのルールです。
いつも時間に終われ、全てをやりきれずにいる人、やりたいことがありすぎる人、やりたいことを諦めることによって時間を作り出すという発想がなかった人などは、参考にしていただければと思います。
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