「失敗は成功の母」は正解か?
2011年06月18日
「失敗は成功の母」という言葉がある。
失敗しても、失敗した原因を分析し、改めていけば、成功に近づいてゆくものだ、というような意味だ。
この言葉は、失敗しても挫けない、更に成功に突き進んでゆく人にのみ意味を持つ言葉だ。
この言葉、あなたの心に響くだろうか?
一度の失敗で挫け、
「私は才能がない」
「運がなかった」
「きっと、もっと自分に合った道がある」
などと考えている人とは縁がない言葉だ。
ポジティブに考える人にのみ心に響く言葉だ。
しかし、実は、もっとポジティブな人には、全く響かない言葉だ。
もっとポジティブな人は、他の人が「失敗」と考えることを「失敗」とは考えない。
良い例が、エジソンだ。
エジソンは、1つの発明をするために、 何千回も、場合によっては何万回も失敗を繰り返したと言う。
それでも彼は、
「私は、〇千回の失敗を繰り返したのではない。 〇千個もの電球ができない発見をしてきたのだ。」(゜∀゜)!!
と言っている。
そもそも、エジソンの辞書には、「失敗」の文字がないのだ。
結論としては、「失敗は、成功の母」という言葉は、エジソンには響かない、ということだ。