妻が証拠をつきつけ捜査開始
2010年11月05日
2010年6月、新潟県で60代の男性がひき逃げにあったが、警察は、約3週間もの間、捜査に着手していなかった。
ところが、ひき逃げされた妻が自力で証拠を集め、警察に証拠をつきつけたところ、ようやく警察が捜査を開始し、8月25日に自主した女性を逮捕した。
証拠というのは、現場近くのコンビニの防犯ビデオで、そのビデオに、ビデオには歩道を歩く男性の姿と、その後ろを走る白っぽいワンボックスカーが写っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000076-jij-soci
ひき逃げ事故は、すぐに捜査を開始するのが原則である。なぜなら、事故によって加害車両には、衝突の痕跡が残っているが、時間が経過すると、それを修理して痕跡を消してしまうからである。
最近の事故の捜査では、近くの防犯カメラを検証するのがセオリーだ。今回も、警察がすぐにビデオを確認していれば、逮捕はもっと早かっただろう。
怠慢と避難されてもやむを得ないだろう。
それにしても、被害者の妻はあっぱれだ。執念と捜査能力に敬意を表したい。
被害者である夫は、もし、妻に隠れて悪いことをしても、すぐに妻に捜査され、動かぬ証拠をつきつけられることだろう。