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低価格化競争

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2005年12月5日

ニュースからです。

「米首都ワシントン近郊のダレス国際空港を拠点にした格安国内航空として2004年6月に業務を開始したインディペンデンス航空が、今月5日夜の便を最後に運航を取りやめることになった。」【ニューヨーク2日共同ニュース】

理由は、燃料費高騰と低価格競争だそうです。

一旦低価格競争に陥ると、収益を圧迫するのは目に見えています。価格を下げるということは、収益を切りつめるということだからです。更に、低価格競争というのは、自社が低価格だということを広告宣伝しなければ、顧客に低価格であることが伝わりません。したがって、広告宣伝費を投入しなければならなくなります。

一定のサービスを維持しながら低価格を目指すと、どこも似たような会社になってしまいます。しかし、それでは顧客がつかめません。その中で顧客をつかもうとすると、更なる低価格を目指さなければならず、共倒れは明らかです。わかっていながら、目の前の売上をあげるため、やらないわけにはいかない、蟻地獄です。

サウスウエスト航空がそれまでの中継地乗り継ぎ方式ではなく、都市間直行便を飛ばしたビジネスモデルをはじめたように、自社の独自性を追求できれば良いのでしょうが、なかなか新しい試みには踏み切れない場合もあります。

その場合、顧客層の中でも「徹底した低価格が良い。サービスなどいらない。」という顧客もいるはずです。むしろ低価格を徹底的に推し進める戦略です。その特定の顧客をターゲットに絞り込むと、サービスを徹底してそぎ落として低価格を実現するビジネスモデルができる気がします。

他業種で考えると、10分1,000円床屋でしょうか。洗髪もなくザクザク切って掃除機みたいので切った髪を吸い込みます。それでも顧客は、早くて安いので満足です。

弁護士業界にも低価格化の波は必ず押し寄せてきます。その波に乗る弁護士事務所もかなり出てくるでしょう。

しかし、今の私は、低価格化よりも質の向上を目指しています。より高度なリーガルサービスを提供したいと思っています。


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