目標と代償の密接な関係 | 弁護士谷原誠の法律解説ブログ 〜日常生活・仕事・経営に関わる難しい法律をわかりやすく解説〜
東京都千代田区麹町2丁目3番麹町プレイス2階 みらい総合法律事務所
弁護士20人以上が所属するみらい総合法律事務所の代表パートナーです。
テレビ出演などもしており、著書は50冊以上あります。
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目標と代償の密接な関係

2011年09月18日

メルマガ「弁護士がこっそり教える絶対に負けない議論の奥義」より~


「あなたは、今、何か目標がありますか?」

大きな目標でも、小さな目標でも結構です。

「1億稼ぐ」

でもいいです。

「TOEICで900点取る」

「ダイエットで5キロ痩せる」

でもいいです。

次の質問です。

「あなたは、その目標を達成するための代償として、何を差し出し
ますか? 」

「1億稼ぐ」であれば、遊んでいたら無理でしょうから、遊ぶ時間
を代償として差し出し、猛烈にアイデアを出し、工夫し、積極的に
リスクを取り、そして働かなければならないでしょう。

「TOEICで900点取る」ためには、勉強時間が必要です。

900点取るためには、だいたい何時間勉強する必要があるでしょうか?

それを試験の日までに確保するためには、毎日何時間必要でしょうか?

その時間を確保するためには、今時間を使っている何を諦めなけれ
ばならないでしょうか?

それを諦めてまでも、TOEICで900点取るのですか?

最後の質問にイエスと答えられないならば、やめた方がよいかもし
れません。

このように、何かを得ようとすると、その反対で、必ず何かを失う
ようにできていると思います。

失うものは自分にとって大切である場合もあるし、不要な場合もあ
ります。

しかし、必ず何かを失うことになるでしょう。

ですから、目標を設定し、それに向かって動き出す前に、この質問
をしなければなりません。

「あなたは、その目標を達成するための代償として、何を差し出しますか?」

それを解決してから、目標に向かって邁進しましょう。

つねによい目的を失わずに努力を続ければ、最後には必ず報われる(ゲーテ)